菜食主義者の血

ベジタリアン4年目に突入。

ヴィーガンになりたいけど乳製品の誘惑に負け続けている現状。

栄養不足のためか、最近採血したときに血が全然出ず、しまいには目眩がして倒れかけた。

とりあえず動物性のものを排除していただけだったが、そろそろ身体も限界に近づいてきたみたい。

 

菜食主義をやっているのは一言ではなかなか説明できないが、きっかけは夢で家畜と楽しくダンスしたことだった。

子供のころから動物が好きで菜食主義者に憧れて何度も挑戦していたがなかなか長くは続かなかった。でも4年前のひどい人間不信のときにみたこの夢があまりにも美しく、自分に強い信念を与えてくれここまで続けてこれた。

肉や魚は美味しいのを知っているから最初は大変だった。

 

それと実はカニバリズムへの憧れもこの菜食主義に関係しているように思う。

人間の肉を食いたいという欲望はこれも子供のころからあった。流れる血を美しいと感じて腕を切っては血を舐めた。鉄の味。

 

大人になって恋人ができたら血や肉を少しもらって食べたいと思っていたが、25歳童貞の現状からついにその望みが果たされることは生涯ないように思われる。

そのためやはり自分の血を舐めるしかないのだけど、菜食になってから血の匂いも味もほとんどしなくなってしまった。もはや生臭さもなく、味気もないので最近は飽きてやらなくなった。これが菜食の唯一の欠点かもしれない。

 

それに肉を食べるために人間を殺すのは罪にあたるのに、肉を食べるために動物を殺すのは赦されているというのがイマイチ理解できない。

 

もっと言ってしまえば、人間たちは自分が神か何かになったとでも思って都合良く生きてるがそれは間違いで動物を殺して食うことに楽しみを見出すほどの価値はないのだと思う。 

 

 

結局何が言いたいかというと菜食主義者の血はまずいということ。